「French Heritage(フランスの伝承)」。Lesca家は自分たちの活動をそう呼んでいます。
フランスの東南山岳地帯であるジュラ地方は古くから手作業の製造が盛んで、眼鏡作りでもヨーロッパに於ける中核的な地域として発展してきました。ジュラには最新の設備を持つ工場もありますが、その様な機械よりも手早く眼鏡を作り上げてしまう熟練した職人技や、ヴィンテージの眼鏡をそのまま再現できる設備や金型が未だに存在している事などもジュラの貴重な資産です。
20世紀初頭よりこのジュラ地方で眼鏡に携わってきたLesca家は、1964年に自身のブランドであるLesca LUNETIER(レスカ ルネティエ)を立ち上げ、以来ジュラ地方の伝統的な眼鏡製法や、フレンチトラッドなデザインのエッセンスをアップデートさせて行く活動を続けてきました。ジュラに点在する職人達との深い信頼関係があり、過去から受け継いできた役割を大切にしているからこそ出来る事です。これこそが「French Heritage」です。また過去より収集してきたリアルヴィンテージのアーカイブも定期的に紹介しています。
フランスの眼鏡の伝統と魅力的なエッセンスが詰まっているLesca LUNETIERをご紹介します。
ジョエル・レスカ
Joel Lesca